準備中のスタッフ

——あの頃、君も私も若かった——

懐かしい写真の展示会を企画し募集すると昭和3050年頃を中心に約30点の人物写真が集まりました。髪型も衣装も、そして体型も今では誰かわからない写真が大半です。「これ誰?」「目の前にいるよ」「わーっ信じられない!」

準備中から大いに盛り上がり、展示が始まると次々と来訪者が訪れました。

別に本人が出展していなくても「あっ、この人知ってる」と小さな町ならではの会話が進みました。

                  2013年5月  亀山青春写真館実行委員会

 (スタッフは、さまざまの市民活動で「亀山市市民協働センター」に集う有志が中心になっています。)

写真の収集と補正

何十年も昔のアルバムから写真を集めるのには工夫が要ります。

表面の保護フィルムと写真がくっついて無理にはがすと破れそうです。

そんな時は保護フィルムのままでスキャナーしました。 

いったん電子画像化すれば必要な写真だけをトリミングします。

古い写真ですからモノクロだとセピア調になっています。

カラー写真も色が抜けている場合が多くあります。 

あまりひどい写真はフォトショップでカラー補正をかけます。

写真は補正した例です。

印刷

昔の写真は、今のサイズより更に小さいです。

今回の写真はA4版に引き伸ばして印刷し額に入れて展示後は本人に贈呈しました。

家庭用のパソコン用プリンターのインクは1~2年で色が抜けます。

そこでポスター印刷用の大判プリンターで一度に印刷しました。

これなら長期の保存でも色あせは少ないはずです。

写真のようにA1版で8枚を一度に印刷し裁断しました。

なお、今回の費用は写真提供をした皆さんから1枚につき1000円をいただき 額縁代や印刷、広報用チラシ作成などいっさいをまかなえました。